●第16号掲載分(1998年1月1日)

静かな静かな冬の夜。

ひとりで思い出したこと、これからのこと、あれこれ書いてみました。

タクシー・・・・・1997年中、私は2度、深夜タクシーに乗りました。

1度めは8月末。「愛してほしくて」と「Rain or Shine」の仕上げのスタジオの日、午前4:50に終わって乗ると、とっても明るい運転手さん。「いやあ、一晩中走ってると、今くらいの時間に、妙にハイになっちゃってね」と言う。・・・同じだ。

そのうち、目覚ましみたいな音がして、「ハイ、5時。これで割増料金おしまいよ。お客さん、ラッキー!」

その後も運転手さんはノリノリ、私は睡魔と戦いながら相槌を打ち続けた。

2度めは秋、「Rain or Shine」の時のギタリストとピアニストの人のライブへ行った帰りのこと。終電前の乗り換え駅に人があふれていて、「車両故障です」と言う。

すかさず外へ出たけれど、全然だめ。タクシーを拾うことにかけてはプロと見えるビジネスマンの人たちに、全部手前で乗られちゃう。

世界一心細くなっていたら、隣にも困りはてたOLの女の子がぽつんとひとり。思い切って話しかけたら、なんとすごく近くまで帰る人だった。

2人は知恵をだし合い、結局、近くのホテルのフロントからタクシーを呼んでもらって◎。

遠慮がちな初対面の距離で、でも、その時の唯一の味方・同志って感じで楽しかった2人の車内でした。

寅年・・・・・トラと言えば、タイガース。野球チームで好きなところはありますか? 私は学生時代、なかなかのタイガースファンでした。

選手の名前を覚えたり、果ては、大阪まで1度試合を観に行こうかなんてことも言ってた。仲良しの彼に、小さなトラのマスコットなんか作っちゃったりして。・・・ふっ、可愛い思い出だ。

せっかくなので、ことわざ辞典で「虎」を調べてみました。

「虎の尾を踏む---恐ろしい虎の尾を踏むことは非常に危険である。つまり、大変危ないことをするたとえ」

たしかに虎の尾を踏むのはこわそう。でもその時すごくこわかったり、それこそ清水の舞台から・・・って覚悟で、した事ほど、あとで強く心に残るものだし、「こわがる気持ち」も自分の中で作り上げてるだけのものかもしれない。

すごく飛躍してしまうけれど、「おそれるものは何もない。思いついた事は、とにかく迷うよりもトライ。」というのが、今のところの私の考えです。

直観・予感・・・・・これから、これをもっと大切にしていこうと思う。

昨日、前はもっとそうだったはず・・と、はっとしたのです。

理屈や理論や義理や心配や、とにかく考えるべき事は、自分の中でどんどん増えてくる。

けれど、それらは考える時の「材料」であって、最後の決断の時のよりどころは、やっぱり「自分の心、気持ち」なのだと、あらためて思いました。

もっともっと根源的な判断能力が、人間には備わっているはず。

1998年は、心の中でピカリと光った思いつきや直観をより大切にして、また先へ進もうと思います。

可愛いビビアン・スー・・・・・前から好きでしたが、自分の魅力・可笑しさにまだ無意識な、計算のない可愛いビビアン。どうかそのままでいて。

旅行・旅・・・・・今、「ここへ行きたい」とか、「あの人と一緒に行きたい」という所、あなたにはありますか? 私はとりたててないのですが、目的地までの“乗りもの”にいろいろ乗りたい気分です。

飛行機・新幹線・船・列車・バス、なんでも。

私は断然“窓側派”で、眠ったりはしません。席に着くと、だんだん気持ちが“旅人”になってきて、ワクワク興奮してきます。

時々、何か忘れたい事があったり、非日常が欲しくて旅行に行くことがある。

その目的を達する時もあるし、かえって早く帰りたくなることもあって、面白いです。

私の歌の中には、たまに旅という言葉がでてきていますが、それは、心はいつもひと所に止まってはいないとか、何か新しいものをみつけたいとか、今ここにいる自分を確認したいとか、そんな気持ちが知らず知らず表れているのかな、と思います。

ところで、私の旅行は、荷物の少ないのが特徴。友達とハワイに行った時も、私のBagは「ちょっとそこまで」というサイズ、K子ちゃんは「冬のヨーロッパへお出かけですか?」という風情で、おおいにウケた。

1998年 新春・・・・・引き続き、たくさん曲を作りたいです。実は今も頭の中が歌でいっぱい。

昔はこんなこと口にしたら笑われるかも、と思っていた大まじめなことも、今は迷わず言えてます。このことでは、そこにいて聴いていて下さるあなたに、心からありがとう。

それから、1998年は、自分の歌詞をど忘れなんてしない人間になることを誓います。

P.S. 12月20日のご感想、誕生日メールも本当にありがとうございました。最高にハッピーな12月だったです。

冗长寂寥的冬夜。

一个人静静坐在桌前,零星写着些过去以及将来的事。

出租车…… 1997年内,我曾经2次在深夜坐过出租车。

第一次是在8月底。「愛してほしくて」和「Rain or Shine」录音工作完成的那天,凌晨4:50分从公司下班出门时乘的,是个非常开朗的司机。“啊拉,跑了一晚上,都到这种时间了,竟然还有人拦我的车”……同感。

这时候,一句振奋人心的话出现了,“好,5点了。夜间运营费的时限过了。小姐,好运气耶。”

这之后,那司机仍然在叽里咕噜讲个不停,而我则一边打着鼓槌一边和睡魔搏斗。

第二次是在秋天。跑去参加「Rain or Shine」时担任我吉他和钢琴演奏那人演唱会现场回来的路上。总算在末班车前赶到了换乘站,却发现里面挤满了人,说是“电车故障了。”

立马转身冲出车站,还是不行。一帮貌似颇有经验的白领已经抢在我前面,把出租车全给拦光了。

正在不知所措的时候,突然发现旁边也坐着一位看上去很困惑的OL。不经意搭了几句话,竟然两人住的非常之近。

集合2人的智慧,最后决定到附近宾馆的门口找出租。

虽然一位是初次见面还有些顾及,但毕竟彼此是自己此时唯一的伙伴、同志,于是2人在车内交谈甚欢。

虎年…… 说起老虎,当然是タイガース队(棒球队名,阪神タイガース)。大家有没有什么喜欢的棒球队呢?我学生的时候,是个十足的タイガース队球迷。

所有球员的名字都记得牢牢的,甚至还说要跑到大阪去现场看一次比赛。有一位和我关系很好的男生,给我做了一只老虎的布娃娃……啊,好可爱的回忆啊。

难得的机会,便找字典查了下老虎的词条。

“踩虎尾巴——踩老虎尾巴是件超危险的事。这里便是指非常危险的事。”的确,踩到老虎的尾巴是很危险,但正因为如此,反而更应该抱有拼死一搏的决心,这样才能锻炼出一种坚强的性格,对我们而言,或许这种恐惧的心理正是需要靠自身去克服的。

尽全力向上跃起,“无需任何担心。想做的事情,与其犹豫不决,不如当机立断”,这就是我想告诉大家的话。

直觉・预感…… 我觉得自己以后应该更加重视这个东西。

而且我觉得……其实从前也应该这样做的

理由、理论、义理、担心、总之那些应该去考虑的东西,渐渐充斥着我的思维。

但我总是觉得,这些东西不过是思考时的“材料”罢了,最后做出决定的出发点,果然还是“自己的内心”。

人类应该具有比我们想象中更加趋近于本能的判断力

1998年,我希望能加倍重视脑海里那些突然闪现的灵感与直觉,由此向着未来更进一步。

可爱的ビビアン・スー…… 我很早就喜欢她了。举手投足间透出的魅力与动人,毫无做作的可爱。ビビアン(译者注:徐若萱,大汗一下……),请永远保持着现在的纯真吧

旅行…… 你现在有没有类似“好想去那里”、“好想和某人一起去”的地方呢?我并没有什么特别想去的地方,倒有许多想乘的交通工具。

飞机、新干线、船、火车、巴士,无论什么。

我是个彻头彻尾的“靠窗派”,绝对不会在乘车时睡觉。一坐到座位上,心情就会变成像流浪者似的,渐渐兴奋起来。

有时会因为想忘记一些事,或是想摆脱日常生活而跑去旅行。

有几次成功地达到了目的,而也有几次反而变得希望早些回家了,想想的确有趣。

我的曲子里,偶尔会出现几句关于旅行的歌词,这或许是因为我的心无法在一个地方长时间逗留,希望去寻找新的挑战,希望去了解如今这个自己,这种点滴心情在不经意间流露纸上所致吧。

说起来,旅行的时候,行李少是我的一大特征。和朋友去夏威夷的时候,我的包包只有那么一丁点,K小姐别有所指地说:“你冬天要去欧洲吗?”,了解了解。

1998年 新春…… 想一如既往,作出许许多多的曲子。事实上如今我的脑中已经被歌曲所占满了。

过去这种一本正经的话,觉得一说出口就会被别人笑死,但现在却能毫不犹豫地说出口了。这种改变是因为有大家在我身边支持着我,在这里我由衷地表示谢意。

此外,在1998年里,我发誓再也不会忘记自己写的歌词。

P.S. 12月20日那天给我送来感想和生日邮件的诸位,真的万分感谢。这是我有史以来最为开心的12月了。